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経験者に聞きました!

田舎にはやれることがまだまだいっぱいあります。圧倒的に面白いと思いますね。

  • 周防大島町
  • いずたにFP事務所 代表
  • 泉谷勝敏

山口県へのIターンで開業・創業した先輩 仕事風景 その1

どちらのご出身ですか?

大阪の堺市の出身です。周防大島町に来る前は、大阪市内の証券会社で営業をしていてました。会社員時代は、まだ子どもが寝ている時間に家を出て、子どもが寝ている深夜に帰ってくるみたいな生活で、家のことも子どものことも、すべて妻にまかせっきりでした。するとある日、妻から「こんな結婚生活を求めていたわけじゃない。子どもの成長を全然みていないじゃない」と言われまして…。それで、自分自身が求める幸せって何だろうということを改めて考えました。このままの生活を続けていたら、家庭が崩壊してしまうなと思って、生活環境をガラッと変えないといけないなと。それで2007年に、妻の地元である周防大島に、Iターンすることにしました。

ファイナンシャルプランナーとして独立されたのはいつですか?

2009年ですね。Iターンと同時に、広島市内にある外資系損保会社に転職をしまして、しばらくは周防大島から通勤していました。当時は、独立なんて全く考えていませんでしたね。ライフスタイルを変えようと思って移住をしたはずなんですが、やっぱり働きだすと、また仕事の方に気持ちを持っていきがちになってしまいまして…。時間的な余裕は増えてはいたんですが、本質的なところではあまり変われませんでした。それで、自宅兼事務所というスタイルだったら、家の事も子どもの成長も見ることができるんじゃないかと思って、ファイナンシャルプランナーとして独立開業しました。

山口県へのIターンで開業・創業した先輩 仕事風景 その2

人口の少ない周防大島で、ファイナンシャルプランナーとして独立されることに不安はありませんでしたか?

周防大島町の人口は、今、17,000人ぐらいです。移住した2007年に比べると5,000人ぐらい減少しているでしょうか。周防大島町だけでビジネスを考えれば、少し難しいかもしれないですけど、起業する当初から、もう少し広いエリアをターゲットに考えていましたので、周防大島の人口が多い少ないということで不安になることはありませんでした。周防大島から広島の中心地までは、高速道路を使わずに約2時間で行くことができます。東京の郊外で生活している人で、通勤に2時間かかるなんて人はザラですよね。そういった視点で商圏を捉え直すと、地方にいてもビジネスの可能性はもっともっと広がっていくんじゃないでしょうか。今はインターネットもありますし。また競合が少ないので、都会よりも活躍できる場所は多いと思います。本当に捉え方ひとつだと思います。遊ぶ場所がないのであれば、自分で遊びをプロデュースしてもいいですし、遊び場をつくってもいいですしね。そういった視点でモノゴトを見てみると、田舎にはやれることはまだまだいっぱいあります。能動的に動いていけば、田舎は圧倒的に面白いと思いますね。「こんなことをやりたい」「あんなことをやりたい」ということを考えられる人にとっては、田舎の方が活躍できる可能性が高いんじゃないでしょうか。

山口県へのIターンで開業・創業した先輩 仕事風景 その3

周防大島の魅力はどんなところでしょうか?

周防大島町の一番の魅力は、「人」だと思います。移住前は、隣近所の顔も名前も知らないような生活を送っていました。でもこちらに来たら、周りの方々が本当に気軽に声をかけてくださるんですよね。また、子どもが珍しいこともあって、孫のように可愛がってくださいます。とても幸せなことだなと思いますね。

島での暮らしはいかがですか?

子どもたちと一緒にゴハンを食べたり、遊んだり、家族と過ごす時間がものすごく増えました。子どもの成長を一緒に見れるようになったことが移住して一番良かったことです。妻の両親との同居生活も、賑やかでとても楽しいですね。孫と一緒に暮らせることを、妻の両親が喜んでくれている姿を見ると、移住してきて本当に良かったなと思います。お友達や知り合いからは、とても羨ましがられているみたいですね(笑)。さらに、畑作りや、釣り、バンド活動など、趣味に使う時間も増えましたね。周防大島でまたバンド活動ができるなんて、夢にも思っていませんでした。

山口県へのIターンで開業・創業した先輩 仕事風景 その4

移住する際の心構えみたいなものがあれば、教えていただけますか?

自分のことを知ってもらうということも大切なんですけど、それ以上に、地元のことを知ろうという気持ちが大切だと思いますね。郷に入りては郷に従えという言葉のように、その土地のルールを知っていくことが、地域に早く溶け込むためのコツだと思います。また、移住者に対するサービスも、移住先を決める大きなポイントになってくると思います。でもそれよりも、自分がその土地に対して、どのような価値を提供できるのかということの方を考えた方がいいんじゃないかなと思いますね。それと、興味がある土地があったら実際に訪れて、地元の人の話を聞いてみるといいと思います。第一歩として、知らない土地を、知り合いのいる土地へと変えていくことがとっても大切だと思います。◯◯町に行ってみようではなくて、◯◯さんのところに行ってみようみたいな。知り合いが1人できるだけで、全然違ってくると思います。その人をキッカケにして、色々な人を紹介してもらったり、相談に乗ってもらったりすることもできますしね。

山口県へのIターンで開業・創業した先輩 仕事風景 その5

最後に、将来の夢を教えていただけますか?

島にいる子どもたちに夢を見せてあげたいですね。2015年に、全国1,638市区町村が登録しているWebサイト「全国移住ナビ」のプロモーション動画部門で、総務大臣賞を受賞しました。田舎にいても、日本一になることができるんだということを伝えられたんじゃないかなと思います。田舎って何か面白そうだなというのを、もっと見せていきたいですね!


山口県へのIターンで開業・創業した先輩

泉谷勝敏さん
いずたに・かつとし/周防大島町在住 いずたにFP事務所 代表
大阪堺市出身。大阪市内の証券会社に勤務した後、会社中心のライフスタイルを変えたいとの想いから、奥様の地元である周防大島に2007年に移住。広島の保険会社での勤務を経て、2009年にファイナンシャルプランナーとして独立。移住して一番良かったことは、家族と過ごす時間がものすごく増えたこと。
  • 「やまぐち」のY、「わいわい楽しい暮らし」のYを組み合わせた、山口県へのUJIターンを意味するキャッチフレーズです。