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経験者に聞きました!

地域を愛する最初の一歩は、地域を知ることから始まると思います。

  • 山口市
  • 「新しい整骨院」院長
  • 斎藤匡寿

山口県へのIターンで開業・創業した先輩 仕事風景 その1

移住をしようと思ったきっかけについて、教えていただけますか?

一番の理由は地震ですね。東日本大震災が起こったときは、埼玉の自宅マンションで整骨院を開業しておりました。最初はたいしたことはないなと思っていたら、そこからドンドン揺れが強くなってきて、本棚と食器棚の扉が全て開き、中の物が全部飛び出しました。電気もガスも水道も電車も、ライフラインが全て止まってしまいました。またいつ、大きな地震が起こるかもしれないという恐怖と隣り合わせの状況は、しばらく続きました。この恐ろしさというのは、経験したことがない方には分からないかもしれないですね。それで、もしも東日本大震災クラスの地震が、関東圏で起きたらどうなってしまうんだろうということを考えました。首都直下型地震の可能性については、いつ起きても不思議ではないと言われています。地震のリスクを抱えながら関東で暮らしていくよりも、地震の可能性の少ないところへ移住したいと考えるようになりました。今回、移住を決めた理由は2つあります。まず1つ目は子どもが成長したことと、そして2つ目が自分の年齢的なことですね。あと1、2年経ってしまったら、移住をしてさらに整骨院を開業をするというパワーは残っていないのではないかと思いました。移住するだけでも相当な労力ですから。それで、1年前から本格的に移住先を探し始めました。

山口県へのIターンで開業・創業した先輩 仕事風景 その2

どうして山口市を選ばれたんですか?

移住先を考える上において、まず、全国でどこが地震のリスクが低いのかということを調べました。中国地方が地震が少ないということがわかりましたので、山口県以外にも、いくつか移住セミナーに参加しました。ある移住セミナーに参加した時、担当者の方から「この人に電話をしたら相談に乗ってもらえるから」と言われて、実際に電話をしてみたところ、けんもほろろで…ということもありましたね。2015年の10月に、東京で開催された山口県主催の移住セミナーに参加させてもらったんですが、そのときに一番熱心だったのが山口市の移住支援センターの方でした。一番最後にお話をさせていただいたんですが、担当者の方が、本当に熱心で優しくて。この人が言うことだったら間違いないだろうなと思いまして、それで山口市へ移住することを決めました。この出会いがなければ、山口市に移住をしていなかったかもしれません。それぐらい大きなキッカケでしたね。それで11月に、整骨院の物件の下見に訪れ、2016年の1月20日から、山口市での新生活をスタートさせました。

知らない土地での開業に不安はありませんでしたか?

約40年間という整骨師の経験、そして、過去に知らない場所で開業したこともありますので、その辺りの心配は一切ありませんでしたね。

山口県へのIターンで開業・創業した先輩 仕事風景 その3

山口市に来られてまだ日が浅いですが、山口の良いところはどんなところだと思われますか?

山口市に来て、まだ1ヶ月しか経っていませんが、山口市内の色々なところを歩いて回りました。中心商店街から国宝の瑠璃光寺五重塔まで、どれぐらいで行けるかをご存知ですか?歩いてたったの20分ですよ!文化遺産と生活空間がこんなにも近いところって、全国でも少ないと思います。それから菜香亭にも行きました。山口県は、歴代最多8人の総理大臣を輩出しています。菜香亭には、伊藤博文・山県有朋・寺内正毅・田中義一と4人の首相の書や使った器を見ることができます。これって実はスゴイことなんです。でも、山口市にお住まいの方々は、この素晴らしさに全く気付いていらっしゃらない(笑)。本当にもったいないなと思いますね。そして何より、地震が少ないということは大きな魅力だと思います。この部分は、もっともっとアピールした方がいいと思いますね。

山口市に来られて、驚かれたことはありますか?

山口県の方々が持つおもてなしの心、そして礼儀正しさですね。みなさんは、書類渡すときにどうされてますか?両手で渡されてると思います。みなさんにとっては当たり前かもしれませんが、東京だと絶対にありえないことなんです。大切な書類を渡す時でも片手で渡します。これが東京の普通なんです。では、お釣りを渡す時はどのようにされていますか?下に手を添えられていると思います。山口県の人が当たり前のようにやられていることは、実はスゴイことなんです。でも、このことも全然気付いていらっしゃらない(笑)。

山口県へのIターンで開業・創業した先輩 仕事風景 その4

移住を考えていらっしゃる方に向けて、何かメッセージはありませんか?

まずは、あなたが住んでいる街は、本当に安心安全ですか?ということを考えてみてもらいたいですね。それ以上に大切なことは無いように思います。地域に受け入れてもらうためには、住まわせていただく場所について、知ることが大切だと思います。地域を愛する最初の一歩は、地域のことを知ることから始まると思います。

最後に、将来の夢を教えていただけますか?

この仕事をやっていて良かったと思えるのは、ツラそうにしていた患者さんの笑顔を見ることができた瞬間です。40年の経験で身につけた技術と知識を使って、一人でも多くの人を笑顔にしていきたいですね。その時に、患者さんと同じように心から喜べる、技術だけでなく心も大切にする治療院でありたいと思っています。そして、治療後のケアをしっかりとして、病院にかかりにくい体づくりのお手伝いをしていければと思っています。そして、私が山口市の移住支援センターの方との出会いで変わったように、この治療院が、そういった存在になれるように頑張っていきたいですね。


山口県へのIターンで開業・創業した先輩

斎藤匡寿さん
さいとう・まさとし/山口市在住 「新しい整骨院」院長
埼玉県で整骨院を開業。東日本大震災をきっかけに、地震の可能性の少ない土地への移住先を探し始め、移住支援担当者が一番熱心だった山口市へ2016年に移住。 将来の夢は、40年の経験で身につけた技術と知識を使って、一人でも多くの人を笑顔にしていくこと。
  • 「やまぐち」のY、「わいわい楽しい暮らし」のYを組み合わせた、山口県へのUJIターンを意味するキャッチフレーズです。