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隊員の声

自分にとっては萩こそが故郷。
いちど離れたことで、あらためて故郷の温かみを感じています。

深野和範さん
ふかの・かずのり/萩市須佐在住 2015年9月着任

萩市の地域おこし協力隊の先輩 活動風景 その1

協力隊に応募したきっかけを教えていただけますか?【とくに、今の活動地を選んだ理由は何ですか?】

萩市の地域おこし協力隊の先輩 活動風景 その2

わたしはもともと萩市出身で、いわゆるUターン者です。宇部市の飲食店で働いていましたが、いつかは地元に戻って起業したいと思っていました。ポータルサイトを立ち上げて、飲食をメインにした情報発信がしたいんです。萩は、観光客をターゲットにした飲食店の情報発信が弱いと感じています。詳しいメニューなど、お店の情報がちゃんと分かるサイトがあまりありません。せっかく観光のまちなのに、もったいないですよね。ただ、萩で起業するにしても、地域とのつながりがなかったので、どうしたらよいだろう?と考えていたところ、協力隊の募集を見つけました。
また、自分にとっては萩こそが故郷というか、ここの気候風土や環境が性に合っています。いちど離れて暮らしたことで、あらためて故郷の温かみを感じることができました。

どんな活動をされていますか?【今後やってみたいことがあれば、合わせて教えてください】

萩市の地域おこし協力隊の先輩 活動風景 その3

地域のイベントのお手伝いや、地元の食材を使った商品開発などをやっています。
最近では、隣の田万川地域で活動している「小川ささえ隊」と一緒に、家族向けの料理教室を開催しました。小川ささえ隊は、地域の高齢者を支えるために集まった30~50代の若者グループです。当日は、大人8人・子ども11人の6家族が参加してくださいました。わたしは、自分で料理をつくることはあっても人に教えるのは初めてだったので、てんやわんやでしたが、スタッフの支えもあって何とか実施することができました。
じつは料理教室の後に、大人たちが地域のこれからを語る場を設けたんですね。そしたら、一緒にいた子どもたちの方が「もっと遊ぶ場所がほしい」「ふれあい昼食会がなくなって残念」など意見を出してくれたんです。子どもって、地域のことを良く見ているんだなぁ、と感じた瞬間でした。地域にとって、子どもを取り込むことは大きなメリットがあると思います。子どもたちはこの場所で育っていくわけですから、地域への思いを持っていてほしいですね。
他にも、来年度からは須佐湾遊覧船のジオクルージング・コースでガイドに挑戦すべく、現在勉強中です。
また、5月には地域の手づくり市場で、須佐で獲れたケンサキイカのすり身フライを使った「須佐みことバーガー」や「赤米シフォン」を販売予定です。どちらも地元食材を使った商品ですが、もっと販路を拡大していきたいので、チャンスがあればいろいろなところで売り出していきたいと思っています。

地域おこし協力隊を希望している方に、アドバイスはありますか?

萩市の地域おこし協力隊の先輩 活動風景 その4

まずは、地域の人たちとの交流やご縁を大切にすること。そして、自分がやりたいことを明確にして、準備をしっかり整えることです。わたしの場合だと料理ができるように、活動に生かせる得意技、手に職があると良いですね。
そしてなによりも、コミュニケーション・スキルはいちばん大切だと感じています。須佐地域で一緒に活動している隊員が営業職の経験があるので、地域のみなさんとコミュニケーションを取るのがとても上手なんです。わたし自身は口下手なんですが、その隊員と一緒にいるおかげで活動の幅が広がっています。あまり大人数だと意識合わせに苦労しますが、隊員が自分一人じゃないということは大きな強みですね。

協力隊ならではの、地域とのエピソードはありますか?

萩市の地域おこし協力隊の先輩 活動風景 その5

地元食材を使った商品開発ができないか?という依頼をいただいて、須佐の赤米を使った「赤米シフォン」を考案した時に、地元ケーブルテレビの取材を受けました。すると、知らない人から「テレビ見たよ」と声をかけていただいて。こちらは知らない人から自分のことを知ってもらえた上に、「知っていること」を面と向かって伝えてもらえたのは嬉しかったですね。ちょっとしたきっかけで、人と人が程良い距離感で近づけるコンパクトな地域だと感じました。
ほかにも、「地域おこし協力隊」だからこそ、マスコミに取り上げられる機会も多くなっていると思います。知っていただけることは純粋に嬉しいですし、活動のやりがいにもつながります。


萩市の地域おこし協力隊の先輩

深野和範さん
萩市出身。調理師専門学校を卒業後、宇部市の飲食店に勤務。故郷である萩市に根ざした暮らしを求めて地域おこし協力隊に応募。地元・須佐の特産品であるケンサキイカや赤米を使った商品開発、地域の親子を対象とした料理教室など、料理の腕を活かした活動を展開中。