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第2回 やまぐちYY!ターンカレッジ イベントレポート

2019.08.02

2019年7月20日開催「やまぐちで創ろ。」編

「やまぐちで創ろ。」と題しておこなわれた第2回目は、岩国市でクラフトビール醸造所を立ち上げた柳昌宏さんをお迎えしました。なぜクラフトビールだったのか、どのような苦労があったのかなど、岩国で創業した柳さんのリアルな声をお伺いしました。

柳昌宏さん

クラフトビール造りを通して岩国を魅力的な町に!

柳昌宏さん(ARCH BREWERY)

岩国市出身の柳さんは、高校卒業後神戸の大学に進学しましたが、父親が病気になり、卒業を機に家業を継ごうとUターンを決断。2人ならもっと心強いと、大阪に進学していた2歳年下の弟・昌仁さんにも声をかけ、卒業後にUターンしてもらい、2人で家業を営んでいました。

4年ほどで家業の経営にある程度見通しがつき、昌仁さんと、家業や自分たちの将来について語り合う中、生まれ育った岩国市に何か貢献したいとの思いが芽生えます。

「岩国には大学や専門学校がない。だから若い人の多くは外に出て帰ってこない。もっと刺激的で面白いまちにすれば、戻ってきてもらえるんじゃないか」。2人はそういう結論に至り、何が面白いかと試行錯誤する中、柳さんはある雑誌を手にします。まちの再生を特集していたその雑誌にあった、まちづくりのカギは「今あるものを活かすこと」とのコトバに、「これだ!」と思った2人は、早速自分たちのまち、岩国を見つめ直しました。

会場の様子

「岩国には錦帯橋があり、有名な酒蔵があり、米軍基地(アメリカ文化)がある。これらを組み合わせて何かできないか・・・・・・」。また、アメリカがルーツとされるクラフトビールが、日本でも注目を集めはじめていたことから、「お酒×アメリカ文化」=「クラフトビール!」というアイデアにたどり着いたのです。

自分たちの手でクラフトビールを造ろう! と決意してからまず行ったのが、徹底的な情報収集。世界中のビールを試飲したほか、市場や業界のことをとことん調べ上げ、四国や関東にある、クラフトビールの製造会社にも訪問。兄弟の熱心な姿に、苦労したこと、気をつけるべきこと、お金のことなど、皆さん快く教えてくれました。

2017年3月からは、島根県にある醸造所に弟子入りし、最初の1か月間はホテル住まいをしながら、ビール造りをみっちり学びました。その後は岩国から通いながら学び、資金集めなど開業準備もスタートしました。

ビールの製造に必要な窯は、3日かけてDIY。その後ビール製造の免許取得に奔走。審査が通るまで実に4か月、ほぼ休みなく働き続け、「何度やらなければよかったと思ったか(笑)」と当時を懐かしそうに振り返る柳さん。

集合写真

数々の苦労を経て、2018年3月、ようやく想いが結実し、製造免許を取得。お酒とアメリカ文化の架け橋となれるよう、また、地元に愛される会社になれるよう、地元の名所 錦帯橋をイメージし、ARCH BREWERYというポップな企業名にしました。自分たちで醸造所を造り上げた経験は、大きな財産になったと語る柳さん。「岩国の新しい文化として認知されるよう、これからは販売にも力を入れていきたい!」と意気込みます。

参加者の声

「地方に若者を増やしたいという想い、そしてそれを実現させるために行動を起こしたことに大変共感しました」

(19歳・男性)

「仕事が無いから移住できない、という考えは間違いだと感じました。やる気さえあれば、どこでも創業できると勇気づけられました!」

(20代・男性)

「岩国出身なのですが、岩国のいま、若い人のリアルな声が聞けてよかったです」

(60代・女性)

当日の会場の様子

  • トークセッション全体
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  • 岩国市わがまちPR
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  • 柳さんの作ったクラフトビール
    柳さんの作ったクラフトビール
  • 参加者全員でカンパイ!
    参加者全員でカンパイ!
  • フリートーク
    フリートーク

柳昌宏さん

柳昌宏さん
ARCH BREWERY
岩国市出身
2012年県外の大学を卒業後、家業を手伝うためにUターン
2017年、日々の生活に娯楽が少ないと感じ、「それなら自分たちで何か面白いことをやろう!新しい文化を岩国につくろう!」と、弟の昌仁(まさひと)さんと意気投合し、クラフトビール醸造所をスタート。「守る伝統はないので、型にとらわれることなく、新しいことにチャレンジしていきたい」
https://arch-brewery.com/

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  • 「やまぐち」のY、「わいわい楽しい暮らし」のYを組み合わせた、山口県へのUJIターンを意味するキャッチフレーズです。